58歳現場監督、AIと技術士に挑む。Day4
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58歳現場監督、AIと技術士に挑む。
Day4——予想問題20問が揃った日、
AIに「どちらが力がつくか」と聞いた。

現場監督歴35年以上 レオ 2026年6月6日
今日は日曜セッションではなく、隙間時間を使ってAIと話し続けた。気づいたら全科目の予想問題が揃っていた。必須科目Ⅰ・選択科目Ⅱ-1・Ⅱ-2・Ⅲ——4科目すべて。その瞬間、ふとAIに聞いた。「独りで調べるのと、AIと一緒に進めるのと、どっちが力がつきますか?」——答えは正直だった。

今日起きたこと——全科目の予想問題が揃った

Day1・Day2・Day3と、1回3時間の日曜セッションを積み上げてきた。「担い手確保・働き方改革」のAテーマを中心に論文骨格を作り、3秒カードを8枚作り、改正建設業法の追記も終えた。

今日はその先を一気に進めた。

本日完成した予想問題 全科目一覧
必須科目Ⅰ(A〜Dテーマ) 12問 Aテーマ「担い手確保」3問・Bテーマ「防災×国土強靭化」3問・Cテーマ「老朽化×予防保全」3問・Dテーマ「GX×i-Con2.0」3問
Ⅱ-1選択科目Ⅱ-1(キーワード50・予想問題8問) 既完成 安全管理・コンクリート品質・契約発注・地盤土工の4カテゴリー。catA〜D完全問題集として整備済み。
Ⅱ-2選択科目Ⅱ-2(RC造建築専門) 3問 暑中コンクリート・石綿含有RC建物解体・型枠支保工崩壊対応。過去5年の解答用紙を分析して作成。
選択科目Ⅲ(施工計画専門) 5問 担い手×改正建設業法2問・生産性×i-Con2.0・防災×BCP・カーボンニュートラル各1問。

出来上がったものを見て、少し怖くなった。「これを全部やり切れるのか」ではない。「これがあったら、後は書くだけじゃないか」という感覚だ。58歳の自分にとって、残り約200時間は短くない。でも無駄にもできない。

A評価の解答から確認した「字数配分」

合格者のA評価解答を2本、AIに分析してもらった。経験として知っていたことが数字で裏付けられた。

必須科目Ⅰ・選択科目Ⅲ(1,800字・答案3枚)のA評価配分
(1) 33%
(2) 34%
(3) 19%
(4) 11%
(1) 課題抽出 530字(2) 最重要課題と解決策 580字(3) 波及効果・懸念事項 320字(4) 倫理・持続可能性 180字
目安:1枚目で(1)を書き切る → 2枚目で(2)を書き切る → 3枚目で(3)(4)を仕上げる

「1枚目=(1)を書き切る。2枚目=(2)を書き切る。3枚目で(3)(4)を仕上げる」——これが体に入れば、試験中に字数の不安から解放される。残り約200時間、この感覚を手書き練習で染み込ませていく。

AIに聞いた——「独りで調べる」vs「AIと進める」

予想問題が揃った瞬間、ふとそんな疑問が浮かんだ。このまま全部AIと一緒に進めていいのか。それとも、自分で調べてこそ力がつくのではないか。

AIの答えは正直だった。

AIの回答(要約)
科目によって使い分けが必要です。

必須Ⅰ・選択Ⅲは「独りで書いてからAIに添削してもらう」が最も力がつきます。試験本番は1人で1,800字を書き切らなければならないからです。AIに頼って骨格を埋める練習をしても、本番で手が止まります。

選択Ⅱ-2は知識の幅と実務判断の精度が問われるので、AIと一緒に進めて構いません。

調べることが目的ではなく、「1,800字を時間内に書き切れるようになること」が目的です。
※ 調べる時間は「30分で打ち切り、わからなければAIに聞く」と決める

これを聞いて、方針が定まった。模範解答は「採点基準」として使う。覚えるためではなく、自分が書いたものと照合するために使う。そういう使い方が、今の自分には合っていると思った。

「ハイブリッド型」に移行する——新しい学習スタイル

📋 Day4以降の1セッションの流れ(確定版)
  • STEP1(5分) 課題整理サマリーを見て構成を頭に入れる
  • STEP2(60分) 予想問題を見て自力で手書き(1,600字・時間計測)
  • STEP3(15分) 模範解答と照合→不足を赤ペンで書き込む
  • STEP4(10分) AIに提出→A評価との差分を指摘してもらう
  • STEP5(10分) 次回への橋渡し・3秒カード更新

「調べる・骨格を作る」に使っていた時間が、「書く・添削される」に変わる。この切り替えが、残りの時間を有効に使うことにつながると感じている。

R9試験に向けた「新法令」——見落としていた4本

今日の調査で、引き継ぎ書に記載がなかった重要な新法令が4本あることがわかった。これは論文の「数字で根拠」パートで必ず使う。

R9出題に直結する新法令・新施策
改正建設業法(2025年12月12日 全面施行) 工期ダンピング禁止・標準労務費・原価割れ契約禁止・変更協議条項。監理技術者の「ICT活用条件付き兼任制度」も施行。
改正労安衛規則(2025年6月1日 施行) WBGT値28℃以上での作業に事業者の具体的措置を義務化。違反時は6か月以下の懲役または50万円以下の罰金。
改正労働安全衛生法(2026年4月1日 施行) 元方事業者の安全管理対象が一人親方等の個人事業者にも拡大。RC造現場では一人親方比率が高く、直接影響を受ける。
第1次国土強靭化実施中期計画(2025年6月 閣議決定) 2026〜2030年・20兆円強。建設業者のBCP策定強化・能登半島地震教訓の反映・インフラ老朽化対策が重点施策。

中でも③の改正労安衛法(2026年4月施行)は、今年4月から施行されたばかりの新情報だった。元方事業者として一人親方への安全管理責任を負う立場は、日々の現場で感じていることと重なる。こうした視点を論文に盛り込むことで、より実態に即した記述ができると考えている。

毎日の習慣を1つ加える——「壁に貼るサマリー」

今日、もう一つ決めたことがある。平日の補講は設けない。代わりに、課題整理サマリーをA4・1枚に印刷してトイレや壁に貼る。毎日1〜2分眺めるだけでいい。

3秒カードをスマホのロック画面に設定するのはDay1から続けている。サマリーを壁に貼れば、歯を磨く間に構造を確認できる。日曜3時間の集中学習と、平日の「ながら確認」を組み合わせる。この程度のことなら無理なく続けられそうだ。

毎日の確認ツール——3段構え
5秒〜3秒カード(スマホのロック画面) 歯磨き・信号待ちのスキマ時間に。キーワードの本質を1文で確認。
1〜2分課題整理サマリー(壁・トイレに貼る) A4・1枚にテーマ全体の構造を圧縮。観点・課題・解決策・倫理の骨格が一目でわかる。
10分前回の手書き答案を読み返す(寝る前) 書いたものを翌日読むと「ここが薄かった」と気づく。その気づきが次の日曜に直結する。

次回への橋渡し——いよいよ「書く」フェーズへ

第3回セッション(次の日曜)のテーマ

「予想問題A-1を使った手書き練習(1,600字・時間計測)」

Day1・Day2で完成させた論文骨格に、改正建設業法を4か所追記する。そのうえで時間を計りながら手書きする。字数配分((1)530字→(2)580字→(3)320字→(4)180字)を意識しながら書いてみる。

書いた後はAIに見てもらい、模範解答との差分を確認する。それが次のステップだ。

カウンターから

今日、AIに「どちらが力がつくか」と聞いたとき、「科目によって違う」と率直に返ってきた。都合のいい答えを言わないところは、信頼できると感じている。

予想問題が揃ったのは、準備が整ったということだ。道具が揃ったら、あとは使うだけ。次の日曜から、少しずつ書いていく。

焦らず、でも止まらず。それが今の自分に合ったペースだと思っている。

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