現場の話

デッドスペースの数十万円

——モノづくりへの気概について 事業主との木軸検査でのこと。壁が張られる前の段階だからこそ、パイプスペース(PS)の中が丸見えになっていた。そこで、使われていないスペースが発見された。 設計段階では通気管のスペースとして計画さ...
施工管理

足し算の工程と引き算の工程

——若手現場監督へ伝えたいこと 前回、突貫現場の話を書いた。今回はその続きとして、もう少し踏み込んだ話をしたいと思う。 「足し算の工程」と「引き算の工程」——この二つの言葉で、工程管理の本質を考えてみてほしい。 足し算の...
施工管理

時には突貫現場に飛び込んでみませんか

——スーパーマーケットの新築現場が教えてくれたこと 現場監督として35年、マンションや大規模工事を数多く手がけてきた。緻密な工程表、関係者との綿密な調整、天候や資材の変動を織り込んだ積み上げ式のスケジュール管理——それが当たり前の世...
58歳・シニア世代

礼記に学ぶ——備えなき国の危うさ

「国に九年分の蓄えがなければ不足の国という」 中国の古典「礼記」にある言葉だ。大阪大学名誉教授・湯浅邦弘氏のコラムでこの言葉に出会い、しばらく考え込んだ。2500年前の言葉が、今の日本にこれほど刺さるとは思わなかった。 令和の...
現場の話

漏水は必ず再現せよ

屋根や屋上の改修工事の依頼が来る時、その多くは漏水が原因だ。 「雨が降ると天井が濡れる」「あの辺りから水が来ているようだ」——お客様の言葉を聞きながら、現場を見る。そしてよくあるのが、原因を特定しないまま工事が始まるケースだ。 ...
施工管理

58歳現場監督、AIと技術士に挑む。Day4

——予想問題20問が揃った日、AIに「どちらが力がつくか」と聞いた。 現場監督歴35年以上 レオ 2026年6月6日 今日は日曜セッションではなく、隙間時間を使ってAIと話し続けた。気づいたら全科目の予想問題が揃っていた。必須...
現場の話

違和感を大切に

エレベーターのインジケーターが、わずかに傾いていた。 目視ではわからない。水平器を当てると、水泡がわずかに動く。しかし気泡は許容範囲内に収まっていた。若い監督はスケールを持ち出し、「図面通りの寸法です。問題ありません」と言った。居合...
現場の話

現場監督35年が辿り着いた本質

〜敬意・誠意・ありがとう〜 私が出会った「ありがとう」という言葉 私が35年間、現場で大切にしてきた言葉があります。以前勤めていた会社の社長から教わったことです。 その社長は、人への感謝を社員教育の根幹としていました。来...
生活・単身赴任

単身赴任5年、転々として気づいた酒の地域差——その土地の味は、飲んでみてわかる

単身赴任で各地を転々とするようになって気づいたことがある。 お酒も、その土地の文化そのものだ。 地元・東京——多摩川沿いの地酒 出身は東京だ。といっても都心ではなく、西のほう——青梅・福生・秋川あたりが地元だ。 こ...
生活・単身赴任

単身赴任5年、転々として気づいたグルメの真実——ラーメンで巡る日本の地域差

単身赴任で京都、大阪、三重、岐阜、そして今の福岡と転々としてきた。 荷物は少なくても、食の記憶は積み上がっていく。各地で食べ歩きながら気づいたことがある。「その土地のラーメン」は、その土地の文化そのものだ。 京都——豚骨醤油に...
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