自分を変える勇気を。そこから未来は光りだす——20代30代の君へ

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結果が出なくても、続けることに意味がある——20代30代の君へ

20代・30代へ / 挑戦 / 生き方

自分を変える勇気を。
そこから未来は光りだす。

結果が出なくても、続けることに意味がある
——20代30代の君へ

現場監督歴35年以上 レオ若手技術者・社会人向け

ある競泳選手の話を読んだ。28年間泳ぎ続け、一度は引退を考えながらも「もう一度」と自分を奮い立たせ、自己ベストを更新し続けている選手だ。単純にかっこいいと思った。

28年間、続けることの意味

28年間、同じことをやり続けるのはどれほど苦しいことか。

結果が出ない時期がある。周りと比べて落ち込む時期がある。「もうやめようか」と思う夜がある。それでも続けてきた人間だけが、ある日突然、自己ベストを更新する瞬間がある。

その選手は言う。諦めそうになった時、自分を変える勇気を持てたからこそ、今がある、と。

「自分を変える勇気を。そこから未来は光りだす。」

この言葉を読んで、35年間現場に立ち続けてきた自分のことを思った。そして今、20代30代の若い技術者たちのことを思った。

現場で見てきた「諦めなかった人」たち

35年間、たくさんの若手と一緒に仕事をしてきた。その中で気づいたことがある。

最初から優秀だった人が、必ずしも伸びるわけではない。むしろ、最初はうまくいかなくて、何度も失敗して、それでも現場に来続けた人間が、ある時期から急に化ける。

失敗した翌日も現場に来る。怒鳴られた翌日も道具を持って来る。その積み重ねが、ある日「本物の技術者」を作る。

続けることが「自分を変える」ということ

才能は、最初からあるものではない。続けた時間の中で、少しずつ形になっていくものだ。昨日できなかったことが、今日できるようになる。それが積み重なって、いつか「自分が変わった」と気づく瞬間が来る。

20代30代の君へ——今、伝えたいこと

結果が出なくて焦っているなら、聞いてほしい。

現場監督35年が伝える、3つのこと

01

今日うまくいかなくても、明日また来ればいい 失敗は終わりじゃない。失敗して、また来る。その繰り返しが技術を作る。続けることそのものが、すでに「勇気」だ。

02

周りと比べるより、昨日の自分と比べろ 同期が先に昇進した。あいつの方が要領がいい。そういう比較は心を削るだけだ。昨日の自分より、少しでも前に進んでいるか。それだけを見ればいい。

03

「自分を変える」のは、大きなことじゃなくていい 今日、一つだけ違うことをやってみる。いつも黙っていた打ち合わせで、一言だけ発言してみる。それだけでいい。小さな勇気の積み重ねが、やがて大きな自分になる。

「わからない」が通用しなくなる日が来る

今は先輩がいる。上司がいる。わからなければ「教えてください」と言える。やったことがなければ「初めてです」と言える。

でもある日突然、その環境がなくなる。

責任ある立場になった時。一人で現場を任された時。そこには、一から教えてくれる人はいない。「わからない」「教えてください」「やったことない」——その言葉が通用しなくなる。

その日が来てから慌てても遅い。今のうちに、能動的に動く習慣を身につけておくことが大切だ。自分で考え、自分で動き、自分で答えを出す。その積み重ねが、一人になった時の「底力」になる。

現場監督は、常に挑戦者だ

35年間、同じ現場は一度もなかった。

建物の形が違う。敷地の条件が違う。使う工法が違う。集まる職人が違う。天気も、地盤も、施主の要望も、毎回まったく違う。

現場監督とは、常に「初めての条件」の中で答えを出し続ける仕事だ。マニュアル通りにいく現場など、一つもない。

だからこそ、能動的に動くことが大切だ

条件が変わるたびに「どうしよう」と立ち止まるのか。それとも「どうやろうか」と前に踏み出すのか。その違いだけで、現場の空気がまるで変わる。受け身でいる限り、現場は重くなる。能動的に動く人間がいる現場は、不思議と明るくなる。

楽しそうに仕事をしている現場監督の下には、自然と人が集まる。難しい条件でも「面白いじゃないか」と言える人間が、現場を引っ張っていく。

それは才能じゃない。「楽しく、前向きに動く」という選択だ。

カウンターから

20代30代の君に、一つだけ言いたい。

現場は毎回、君に「どうする?」と問いかけてくる。その問いを楽しめるようになった時、君は本物の現場監督になっている。

今夜も一杯やりながら、そんなことを考えている。

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