65歳からの人生設計——58歳現場監督が本気で考える定年後の働き方と暮らし方

65歳まであと7年。

最近、定年後のことをよく考える。漠然とした不安ではなく、具体的なイメージとして。

妻との約束——猫王国を作る

再婚するとき、妻と話し合ったことがある。老後は保護猫活動をしたい、と。

猫が好きだ。できれば保護猫を引き取り、世話をして、里親を探す活動に関わりたい。妻は車の運転ができないので、私がもっぱら送迎係になる。それでいい。

年に2回は少し贅沢をしよう、とも決めている。高級なホテルや旅館を夫婦でゆっくり回る。それが妻の夢でもある。そして国内だけでなく、いつか海外旅行にも行きたい。35年間、現場を走り回ってきた。定年後は妻と一緒に、行ったことのない場所へ。日本中、そして世界へ。それが今の楽しみのひとつだ。

住まいの問題——2つの持ち家

住まいについてはまだ答えが出ていない。

妻の家は関西にある。彼女の持ち家だ。私の持ち家は関東にある。今は82歳の母に住んでもらっている。母は「90歳までは一人で暮らしたい」と言っている。その後どうするか——私が面倒をみるか、弟や妹で協力するか、まだはっきりしていない。

単身赴任が続く限り、住まいの問題は先送りになる。でもいつかは決断しなければならない。

仕事をどうするか——5つの選択肢

65歳以降の仕事については、いくつかの選択肢を考えている。

今の会社での再雇用。技術士を取得しての再雇用を他で探す。独立。義父の会社の名義を借りて株取引を引き継ぐ。あるいは全部やめて別の道へ。

どれが正解かはまだわからない。ただ技術士の勉強を始めたのも、選択肢を増やしておきたいからだ。資格があれば、どこかに雇われるだけでなく、自分で動ける幅が広がる。

やりたいことが多すぎる

仕事以外にもやりたいことがある。

全国の災害ボランティアに参加したい。現場で35年培った技術と経験を、困っている人のために使いたい。

地元の同級生や友人との交流も深めたい。単身赴任で遠ざかっていた人間関係を、定年後に取り戻したい。

娘も大学生になる。志望の大学を目指している。娘の希望が叶えば、インデックス投資で100万円プレゼントしようと決めている。資産運用の第一歩として、若いうちから始めてほしいからだ。

65歳からの7年間をどう使うか

今の資産計画では、65歳以降の生活費は年金と資産運用でカバーできる見込みだ。だから「食べるために働く」必要はなくなるかもしれない。

そうなったとき、何のために働くか。何のために生きるか。

保護猫活動、旅行、ボランティア、友人との時間、娘の成長を見守ること——やりたいことはたくさんある。でも母の介護という現実も待っているかもしれない。

全部はできないかもしれない。でも全部考えておくことが大事だと思っている。

7年後に笑って「よし、始めよう」と言えるように。今からできることをひとつずつやっていく。

今夜も一杯やりながら、そんなことを考えている。

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